半年間毒菱を撒き続けたもの

f:id:yamamatsuri8683:20230920192644j:imageどうもこんばんは!閲覧ありがとうございます。

私はポケモンSVのシーズン4から今に至るまで毒菱展開をメインとした構築を使っています。

そこで今一度、自分の使っている毒菱パを整理してみようと思って記事にしてみた次第です。なにか参考になりましたら嬉しく思います。

 

【毒菱の強み】

当たり前感はありますが、以下の点があります。

・相手を毒状態にすることで相手に定数ダメージを与えることができる。

・襷を潰すことができる(死に出されたときは即効性がないので注意)。

・祟り目やベノムショック等の一部の技の威力が上がる。

 

【毒菱の弱み】

当然弱みもあります。しかし、そこをしっかり認識して工夫すれば強みに繋がることになるとも思っています。何点か例を挙げてみます。

・相手に飛行タイプが多く効果が見込めない。

→ということはステルスロックが通るということなので、ステロが使えるポケモンを構築に入れることで有利を得ることができる。

・相手に鋼や毒タイプが多く効果が見込めない。

→地面タイプのポケモンが有効なので、前述のステロ要員としても補完として自然に採用できる。

・毒タイプに毒菱を回収されてしまう。

→毒タイプにはあまり強いポケモンがいないので、その時点で相手の選出や行動を歪ませていることになり、カイリューなどのパワーのあるポケモンで押していける。これは対受けループにも言えることで、相手は毎回わざわざドヒドイデドオーを経由する必要があることを利用して試合を展開できる。

厚底ブーツ持ちに効かない。

→火力UPアイテムや耐久値を底上げするアイテムを持っていないということ。と無理やりポジティブに考えましょう。

 

上記の「強み」の部分を意識して構築の基本選出を考えて、「弱み」の部分を意識して構築の補完や技構成、立ち回りを考えています。そしてあくまでも毒菱は補助であり、いかに裏のエースを通すかが重要であることを念頭に置いておきたいところです。次から具体的に説明したいと思います。

 

これまでの使用構築

レギュレーションB S4:473位 R2011f:id:yamamatsuri8683:20230920192807j:image

レギュレーションC S5:751位 R1941、S6:676位 R1919f:id:yamamatsuri8683:20230920192835j:image

レギュレーションC S7 242位 R1946f:id:yamamatsuri8683:20230920192856j:image

レギュレーションD S8:296位 R2013、S9:624位 R1940f:id:yamamatsuri8683:20230920193005j:image

 

 

【採用した毒菱要員の説明】

ご覧のとおりオオニューラマスカーニャゲッコウガテツノドクガといったメジャー寄りのポケモンではなく、ベトベトンマルノームフォレトスといったメジャーではないポケモンを採用しました。これはマイナーが使いたかったという理由はほとんどなく、以下のような理由で結果的に採用に至ったと思っています。

①耐久力がありテラスタルを使用せずに相手の攻撃を耐えて毒菱を撒ける。

②毒菱を撒いた上で目の前の相手を状態異常にする。または交代技で有利対面を作れる。

③挑発に抗える。

④マイナー特有の相手の知識不足からアドバンテージを得ることができる。

(解説)

①②は、毒菱要員はあくまでも起点作成が仕事です。不利対面だからといって苦し紛れにテラスタルを使ってしまっては、裏に控えているエースポケモンの性能を最大限発揮することができません。それを考えた結果、テラスタルを使わずにより多くの場を整える仕事をこなせるポケモンが必要であるとの判断に至りました(毒菱を撒いた上で相手を削る性能は基本必要なく、相手を倒すのはエースの仕事だと考えています)。

③は、挑発を受け、仕事をさせて貰えず、その後の展開が後手に回ることを避ける必要があります(電気玉投げつけるやボルトチェンジが一応の回答です)。

④は、あくまでもおまけですが使ってる中で楽しいポイントではあります(ベトベトンマルノームにトリックやフォレトスに一撃必殺などを撃たれる場面が結構ありました)。

 

【エースポケモンについて】

9世代といわれるこのSVではなんといってもテラスタルがあります。私はこの環境で勝つためには相手のテラスタルになるべく影響されないことが重要であると考えました。

初手のポケモンで起点を作った後、マルチスケイルで相手がどんなタイプになろうが耐えて竜の舞を積めるカイリューと、その特攻の高さから与える圧力でテラスタルを強要させた上で、圧倒的な素早さを活かした身代わりによりテラスタルのチェックを行えるハバタクカミ。それら竜舞や身代わりの過程で相手の襷は毒で削れている。それが理想としている基本選出の立ち回りイメージです。

カイリューは羽休めで麻痺や毒ダメを狙えるのも強い。

ハバタクカミの状態異常相手に撃つ祟り目は妖テラスムーンフォースよりも火力高い。

また、弱みの部分でも書きましたが、毒菱が通ってなくてもそれにより相手の選出や行動を歪めさせたり、毒菱への対策が構築の圧力のみだったりするので、毒菱が効くポケモンが選出されたりもするので、こちらは案外基本選出で勝利できる試合も結構ありました。

 

【補完ポケモン

ステロ要因としてトリトドンディンルー、毒菱展開が使えないときの対面性能を見込んで特殊に強いチョッキのマリルリガチグマ、積み対策のラウドボーン、搦め手対策のサーフゴー、対物理に厚くするためのウォッシュロトム、これらは環境を見定めて随時試行錯誤を繰り替えしているところではあります。

 

【最後に】

何か取り留めのないものになってしまった感はありますが、自分が考えていることを言語化してみたつもりです。

こんな考えもあるんだ、等と少しでも参考になったら嬉しいです。

以上です。最後までお読みいただきありがとうございました~。